株式会社の決算を1人でやる方法

夫婦で法人成り

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夫婦で株式会社を設立し、2回目の決算を迎えました。

昨年も何とか自力で法人税の計算が出来たので、今年も自分で決算・確定申告まで自分で頑張ってみることにしました。

 

実は昨年は間違いがあり、連絡が来たのですがすぐに追納して対処法も教えてもらうことが出来ました。

間違えていたのは「所得割にかかる特別法人事業税額」の計上漏れでした。

今年も間違いがあったかどうかはまだ分かりませんが、とりあえず無事に書類の準備ができたので、決算処理から確定申告までの流れをまとめておきます。

 

日々の経理

私の会社は9月30日決算なので、10月中旬にはやよい会計オンラインに日々の経理入力がほぼ済んでいるように準備しました。

しかしクレジットカード(三井住友オーナーズ(NL))はやよい会計オンラインのスマート取引(自動で入力)を利用していたので、11月11日引き落としのデータが確定する10月25日までは確定できない状態でした。

 

決算月だけ特別にする作業しては、社会保険の会社負担分(法定福利費)を未払費用として計上することと、減価償却をします。

減価償却がよく分からない方でもやよい会計オンラインの指示通りに進めば勝手に計算してくれるので安心してくださいね。(高いものを数年に分けて経費に算入します)

 

電気代や水道代、自動車があれば減価償却なども費用計上しなければいけませんね。

私は創立費も減価償却で少しずつ経費にすることにしているのですが、やよい会計オンラインが勝手に計算してくれるので楽ちんでした。

 

法人確定申告の流れ

全部の入力が終わったらやよい会計オンラインのメニューから決算を選択し、順に進んでいけばOKです。

本年度の経理を終わらせる(経費や売上など全て入力)

まずは期間中の取引を全て入力しましょう。

 

決算整理処理を実施し、当期純損益の金額を確定させる

弥生会計オンラインの場合、メニューから決算を選択すると手順が表示されます。

手順に沿って進めていくだけなので本当に簡単です。

 

貸借対照表、損益計算書などの決算書を作成する

これも弥生会計オンラインから簡単に出力できます。

 

全力法人税などに必要事項を入力し法人税額を出す

法人税の計算は全力法人税を利用しています。

弥生会計オンライン以外の会計ツールも取り込めます。

こちらも指示通りに数字を入力(確認)していけば法人税額が算出されます。

 

やよい会計オンラインに確定した法人税額を入力し、決算を完了させる

算出された法人税額を指示通りに弥生会計オンラインに入力して決算が完了します。

 法人税額を入力済みの決算書が最終的に必要です。

 

 

日々の経理が終わり、全力法人税などに必要事項を入力し法人税額を出す頃には、確定書類が届いているかと思います。

必要事項を記入、またはプリントアウトして届け出ましょう。

 

法人市民税関係書類はいつ届く?

9/30決算で10/20頃に法人市民税関係書類が届きました。

 

  • 確定申告書
  • 法人市民税の税率
  • 税額の計算方法
  • 手引き

が同封されていました。

 

自力で計算しても良いですが、全力法人税でも金額を出すところまでは無料で出来るので活用させてもらいました。

 
法人市民税額は税額割り(×6%)0円と均等割りで50,000円でした。
 

法人関係税プレプリント申告書はいつ届く?

法人県民税・法人事業税の確定申告書類も10/20前後に届きました。
  • 申告書類
  • 税率について
  • 欠損金額等及び災害損失金の控除証明書(提出)
  • 基準法人所得割額及び基準法人収入割額に関する計算書(提出せず)

が同封されていました。

 

自力で計算しても良いですが、全力法人税でも金額を出すところまでは無料で出来るので活用させてもらいました。

 

法人県民税は均等割(22,000円)と法人税割(10%)0円、事業税が0円でした。

 

法人市民税額の均等割50,000円法人県民税の均等割22,000円は赤字でも支払う必要があり、法人税は毎年最低でも7.2万円はかかってきます。

 

法人市民税と法人県民税の送付先は同じ建物の違う階にオフィスがあるのですが、昨年一緒に送ることが出来たので電話で確認すると、市役所の法人税務課に郵送すれば県税務署にも書類を届けてくれると言う事で、今年も一緒に送ることが出来ました。(11/5発送)
(返信用封筒も1通で良いので110円×2通=220円の節約になりました。)

 

11/5 信用金庫で法人市民税と法人県民税の支払いを終え、その足で税務署に確定申告書類を持って向かいました。

 

税務署に提出する確定申告書類の種類と留め方

昨年、税務署に電話で必要書類の確認と留め方を聞いたので、それを参考に今年必要な書類を追加しました。
税務署に提出する書類の印刷はこちら

  • 法人事業概要説明書(留めない) ➡全力法人税で無料印刷
  • OCR入力用 別表一(留めない) ➡印刷して手書き
  • 確定申告書 別表一(所得や法人税額) ➡印刷して手書き
  • 別表一 次葉(法人税の計算) ➡印刷して手書き
  • 別表二(同族会社等の判定に関する明細書) ➡全力法人税で無料印刷
  • 別表四(所得の金額の計算に関する明細書) ➡印刷して手書き
  • 別表五-一(利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書) ➡印刷して手書き
  • 別表五-二(租税公課の納付状況等に関する明細書) ➡印刷して手書き
  • 別表六-一(源泉所得税額の控除に関する明細書)0円でも提出 ➡印刷して手書き
  • 別表七-一(欠損金の損金算入等に関する明細書)\New/ ➡印刷して手書き
  • 別表十五(交際費等の損金算入に関する明細書) ➡全力法人税で無料印刷
  • 別表十六‐六(繰延資産の償却額の計算に関する明細書) ➡印刷して手書き
  • 決算報告書(貸借対照表/損益計算書/株主資本等変動計算書/注記表) ➡全力法人税で無料印刷
  • 預貯金等の内訳書 ➡全力法人税で無料印刷
  • 売掛金(未収入金)の内訳書 ➡全力法人税で無料印刷
  • 仮払金(前渡金)の内訳書\New/ ➡全力法人税で無料印刷
  • 買掛金(未払金・未払費用)の内訳書 ➡全力法人税で無料印刷
  • 借入金及び支払利子の内訳書\New/ ➡全力法人税で無料印刷
  • 役員給与等の内訳書 ➡全力法人税で無料印刷
  • 地代家賃等の内訳書 ➡全力法人税で無料印刷

必要書類、とーってもたくさんありますが、決算報告書はやよい会計オンラインで出せるし、その他の書類(勘定科目内訳書・事業概況説明書など)は全力法人税で無料で出力できます。(無料では印刷できない書類もあるので、それは手書きする必要があります)

全力法人税に¥19,620 +税 /年度(翌年度以降¥10,000 +税 /年度)支払えば全ての書類を印刷することが出来ます。

 

今年はやよい会計オンライン全力法人税の連携が上手く行ったのですが赤字だったので、無料部分だけ活用させてもらいました。

手書きは少々大変だけど書類の準備に半日もかからないから、これからも無料で利用させてもらうと思います。

 

赤字経営の法人税額はいくら?

今期は社用車購入のため社長から会社へ200万円を借入をしました。
また経費がかさんだことから50万円近くの赤字となってしまいました。

 

赤字なので法人税は均等割りだけで、トータルで7.2万円でした。

 

会社負担の社会保険料と法人税、個人で支払う所得税と住民税と社会保険料を考慮しても法人成りした方が安くはなっていますが、今期は赤字になってしまったので来期は黒字に出来るよう経費も節約しながら頑張りたいです。

 

決算書類を税務署へ持参提出する方法

11/5 信用金庫で法人市民税と法人県民税の支払いを終え、税務署に確定申告書類を持参しました。
担当者に今回赤字だったので別表7を追加したのと、他の書類が揃っているか見て欲しいのですが・・・とお願いしましたが、書類確認は簡単にしか見てくれませんでした
提出書類をコピーし、2部持って行ったのでその場でコピーに受付印を押してもらいました。
 
今年は年間売上1000万円を超えたので、2年後から消費税を納める必要があるので、インボイスの登録と共に相談をしたところ、とても親身に相談に乗ってくれました。
2年後の決算月に入ったら申請書を提出するのでまた記事にしますね。

 

法人税確定申告の返信書類はいつ届く?

今回、税務署へは書類不備が心配だったので直接行きました(結局ちゃんと見てくれなかったけど)。なのでその場で控えをもらうことが出来ました。

10/5に発送した法人市民税と法人県民税の返信書類は11/11に届きました。

忙しい時期でなければ1週間ほどで手元に戻ってきますね。

税務署に提出する書類は多くて送料がかかりそうだし、近いので来年も足を運ぶか・・・まだ未挑戦ですがe-taxとかで提出できるならやってみようと思っています。

 

 

設立月によっては決算と前後するかも知れませんが、年末調整も頑張りましょう。

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