個人事業主やフリーランスとして活動をし始めて、まず気になるのが「確定申告」ではないでしょうか。
ひよこも、これまで雇われた経験しかなく、税金に関することは全て会社任せでした。
今回、「確定申告」をするにあたり、初めて知ることがたくさんありました。同時に、実際に手続きする前には、やはり基礎知識が必要だと実感。
この記事では、ひよこが初めての確定申告を終えた体験談として、気づいたこと・失敗談・実際の流れをわかりやすくまとめています。

確定申告について、いまいちよく分からないという人は、まず、こちらの記事をチェックしてみてね!
会計ソフトの導入
ひよこは経理未経験&簿記の知識ゼロ。
そんな時に紹介してもらったのが、弥生株式会社の「やよいの青色申告 オンライン」でした。
- 初心者でも使いやすい
- 会計業務の効率化
- e-Tax対応で電子申告も簡単
必要事項を入力すれば、税務署に行かずにWebで完了できるのが便利!
プランは3種類あり、ひよこは「ベーシックプラン(年額8,800円+税)」を選択(1年目は無料)しました。

「やよいの青色申告オンライン」公式サイトより引用

分からないことは調べたり、室長に質問したりして頑張ります!
会計ソフト入力前の準備
会計ソフトに入力するために、まずは必要な資料を揃えることからスタート。
- 経費として計上するレシート
- クレジットカード明細書
- 請求書(支払う・受け取る両方)
- 収入振込口座の通帳コピー
- 光熱費・通信費(配偶者名義のカード明細含む)
仕訳に必要な「勘定科目」とは?
勘定科目は、取引の内容を分類するための項目。ざっくり5つのグループがあります:
- 資産(現金、売掛金など)
- 負債(買掛金、未払金など)
- 純資産(資本金など)
- 収益(売上、雑収入など)
- 費用(通信費、消耗品費など)
最初は混乱しても、実際によく使う科目は限られているので大丈夫!

ひよこも、最初はどの「勘定科目」に当たるのか、とても迷いました。が!使う項目はだいたい同じなので、慣れれば大丈夫!
仕訳の入力をやってみよう
基本ルールはこれ:
借方(増えたもの) ↔ 貸方(減ったもの)
取引内容 | 借方 | 貸方 |
---|---|---|
文房具を現金購入 | 消耗品費 | 現金 |
クライアントとの食事 | 会議費 | 現金 |
電車で取引先へ | 旅費交通費 | 現金 |
月末に請求 → 翌月入金 | 売掛金 | 売上 |
ガソリンをクレカで支払い | 車両費 | 未払金 |
その場で商品販売 | 現金 | 売上 |
自宅の光熱費を経費計上 | 水道光熱費 | 事業主借 |
まずは、仕訳入力のイメージしておくことが大切です。
上記のように、
◯ 左側→借方(お金が増えた方) ・ 右側→貸方(お金が減った方)
というイメージで入力を進めていきます。一つの取引を2つの側面から見ますので、当然、左右の合計金額は合致します。合致しなければ、入力ミスをしていますので、修正する必要があるという訳です。
それでは、実際に仕訳入力を進めていきましょう!
何か経費を使った時はお金が減るので、クレジットカードや現金が右側に来ます。
経費の勘定科目(ここでは消耗品にしましょう)は左側に入力します。
消耗品費 800 / 現金 800
売上が入った時は現金が増えるので左が現金や売掛金になり、右側に売り上げが来ます。
末締めの翌月10日払い(受取)の場合
月末に
売掛金 10000 / 売上高 10000
入金があった日に
普通預金 10000 / 売掛金 10000
とします。
自分のケースに当てはめて練習してみてくださいね。
まとめ
初めての確定申告は、「知識」と「資料整理」がカギ!
会計ソフトの力を借りて、初心者でも十分やり切れます。
この記事が、あなたの不安を少しでも減らせたら嬉しいです。
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