前回の記事「夫婦で法人成り定款の認証」で定款を入手できましたか??
定款が出来たら登記の手続きをしましょう。
出資金の払い込み
定款の認証を終えたら発起人代表の預金口座へ出資金を払い込みます。
書籍やネットの情報では資本金(100万円)を一度引き出して、自分の口座に振り込む必要があるとの事でしたが、本当に必要があるのか疑問でした。
私は最寄りの法務局に電話をし、「資本金払い込み証明は預入で良い」と確認しました。
資本金(100万円)が残高にある通帳のコピーを取っておきましょう。
法務局によって見解が異なるかも知れないので、電話で確認するようにしてくださいね。
代表取締役の選定
次に発起人は設立時役員等を選任します。
発起人とは、会社を設立することを決めた張本人のことです。
設立時の株主、夫になります。
発起人の人数は1名以上あればよく、上限はありません。
取締役会を設置するためには、取締役3名以上、監査役が1名以上必要となるので、ウチの場合は取締役会は設置せず、すべての決議は株主総会で決めることになります。
株主総会を開き発行株数や議決数、発起人などを議論(と言っても一人なので議事録に記入)しました。
ご要望があれば無料ダウンロードできるようにしたいと思いますので、コメントや問い合わせフォームからお知らせくださいね。
設立登記申請
本店所在地を管轄する登記所に以下の書類を提出し申請します。
- 株式会社設立登記申請書
- 定款
- 発起人の同意書
- 設立時取締役、設立時監査役選任および本店所在地場所決議書
- 設立時代表取締役を選定したことを証する書面
- 設立時取締役、設立時代表取締役および設立時監査役の承認承諾書
- 印鑑証明書
- 本人確認証明書
- 払い込みを証する書面(通帳のコピー)
- 資本金の額の形状に関する設立時代表取締役の証明書
- 登記すべき事項を入力した別添CD-R
- 登録免許税(15万円)
株式会社設立登記申請書などの必要書類は弥生のかんたん会社設立でも印刷できます。
最寄りの法務局で必要な収入印紙を購入し、書類を提出したら申請完了です!!
書類に不備があれば連絡がくるようです。
11/2に提出し、11/11までに連絡なければ11/14(月)以降に登記謄本を出せるとの事です。
登記完了しましたか?会社設立おめでとうございます!!
まだ少しだけ手続きが残っています。
登記後の手続き(設立・社会保険など)をしていきましょう。
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