夫婦で法人成り初めての決算から確定申告まで1人で遂行

夫婦で法人成り

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夫婦で法人成りして初めての決算を迎えました。

当初は日々の経理は自分でするとしても、法人税の計算は難しそうだから税理士さんにお願いしようと思っていました。

しかし節税のために立ち上げた株式会社です。極力自力で頑張って、それでも無理ならお願いしようと、決算・確定申告まで自分で頑張ってみることにしました。

間違いがあったかどうかはまだ分かりませんが、とりあえず無事に提出できたので、決算処理から確定申告までの流れをまとめておきます。

 

日々の経理

私の会社は9月30日決算なので、10月中旬にはやよい会計オンラインに日々の経理入力がほぼ済んでいるように準備しました。

しかしクレジットカード(三井住友オーナーズ(NL))はやよい会計オンラインのスマート取引(自動で入力)を利用していたので、引き落とし日のある10月15日までは確定できない状態でした。

 

普段と異なり決算月だけすることとしては、社会保険の会社負担分(法定福利費)を未払費用として計上したり、減価償却が入ってきます。

減価償却って何だー!?って方でもやよい会計オンラインの指示通りに進めば勝手に計算してくれるので安心してくださいね。(高いものを数年に分けて経費に算入します)

 

電気代や水道代、自動車があれば減価償却なども費用計上しなければいけませんね。

私は創立費も減価償却で少しずつ経費にすることにしました。

 

11/2に設立して9/30決算なので初年度は11か月間になります。

 

法人確定申告の流れ

全部の入力が終わったらやよい会計オンラインのメニューから決算を選択し、順に進んでいけばOKです。

  1. 本年度の経理を終わらせる(経費や売上など全て入力しましょう)
  2. 減価償却費の計算以外の決算整理処理を実施し、当期純損益の金額を確定させる
  3. 決算整理の実施結果をもとに、貸借対照表、損益計算書などの決算書を作成する
  4. 全力法人税などに必要事項を入力し法人税額を出す
  5. やよい会計オンラインに確定した法人税額を入力し、決算を完了させる
     →法人税額を入力済みの決算書が最終的に必要です

 

日々の経理が終わり、全力法人税などに必要事項を入力し法人税額を出す頃には、確定書類が届いているかと思います。

必要事項を記入、またはプリントアウトして届け出ましょう。

 

法人市民税関係書類はいつ届く?

9/30決算で10/20頃に法人市民税関係書類が届きました。

 

  • 確定申告書
  • 法人市民税の税率
  • 税額の計算方法
  • 手引き

が同封されていました。

 

自力で計算しても良いですが、全力法人税でも金額を出すところまでは無料で出来るので活用させてもらいました。

 
法人市民税額は税額割り(×6%)と均等割り(50,000円×暦月未満は切り捨てで10/12月×12%)で43,700円でした。
 

法人関係税プレプリント申告書はいつ届く?

法人県民税・法人事業税の確定申告書類も10/20前後に届きました。
  • 申告書類
  • 税率について
  • 欠損金額等及び災害損失金の控除証明書(提出せず)
  • 基準法人所得割額及び基準法人収入割額に関する計算書(提出せず)

が同封されていました。

 

自力で計算しても良いですが、全力法人税でも金額を出すところまでは無料で出来るので活用させてもらいました。

 

法人県民税は均等割(20,000円×11/12月)18,300円と法人税割(10%)300円、
事業税が8,600円でした。

 

法人市民税額の均等割50,000円法人県民税の均等割20,000円は赤字でも支払う必要があり、法人税は毎年最低でも7万円はかかってきます。

 

法人市民税と法人県民税の送付先は同じ建物の違う階にオフィスがあるのですが、別件で電話すると、共通の郵便番号を教えてくれて一緒に送ることが出来ました。(10/27発送)
(返信用封筒も1通で良いので84円×2通=168円の節約になりました。)

 

10/30 信用金庫で法人市民税と法人県民税の支払いを終え、その足で税務署に確定申告書類を持って向かいました。

 

税務署に提出する確定申告書類の種類と留め方

10/27 税務署に電話をして必要書類の確認と留め方を聞きました。

  • 法人事業概要説明書(留めない)
  • OCR入力用(留めない)
  • 確定申告書 別表一(所得や法人税額)
  • 別表一 次葉(法人税の計算)
  • 別表二(同族会社等の判定に関する明細書)
  • 別表四・簡易様式(所得の金額の計算に関する明細書)
  • 別表五-一(利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書)
  • 別表五-二(租税公課の納付状況等に関する明細書)
  • 別表六-一(源泉所得税額の控除に関する明細書)0円でも提出
  • 別表十五(交際費等の損金算入に関する明細書)
  • 別表十六‐六(繰延資産の償却額の計算に関する明細書)
  • 決算報告書(貸借対照表/損益計算書/株主資本等変動計算書/注記表)
  • 預貯金等の内訳書
  • 売掛金(未収入金)の内訳書
  • 買掛金(未払金・未払費用)の内訳書
  • 役員給与等の内訳書
  • 地代家賃等の内訳書

必要書類、とーってもたくさんありますが、決算報告書はやよい会計オンラインで出せるし、その他の書類(勘定科目内訳書・事業概況説明書など)は全力法人税で無料で出力できます。(無料では印刷できない書類もあるので、それは手書きする必要があります)

全力法人税に¥19,620 +税 /年度(翌年度以降¥10,000 +税 /年度)支払えば全ての書類を印刷することが出来ます。

 

私は今回、11/2-9/30の11か月だったためかやよい会計オンライン全力法人税の連携が上手く行かず読み込めない部分があったので、無料部分だけ活用させてもらいました。

次回からは全力法人税に¥19,620 +税 /年度(翌年度以降¥10,000 +税 /年度)お支払いして楽をさせてもらいます。

 

法人税は(×15%)36,900円と地方税3,700円でした。

お恥ずかしい話ですが収益が少ないので税金も少なめで、トータルで12万円弱でした。

 

会社負担の社会保険料と法人税、個人で支払う所得税と住民税と社会保険料を考慮しても法人成りした方が安くなりました!!
経費の力は絶大です。

 

10/30 信用金庫で法人市民税と法人県民税の支払いを終え、税務署に確定申告書類と信用金庫で入手した振込用紙を持参しました。
担当者に初めてだから見て欲しいのですが・・・とお願いしましたが、書類確認は簡単にしか(中身は)見てくれませんでした
提出書類をコピーし、2部持って行ったのでコピーにも受付印を押してもらいました。
 
そして受付の隣にある納税窓口で現金支払をしました。
持参した信用金庫の納付書にはコードなど必要なことが入力されていなかったので、税務署にある納付書を出してくれて、その場で納付が完了しました。
 
そして皮肉なことにも、帰宅したらポストに法人税の納付書が投かんされていました。(決算の1か月後)

 

法人税確定申告の返信書類はいつ届く?

今回、税務署へは書類不備が心配だったので直接行きました(結局ちゃんと見てくれなかったけど)。なのでその場で控えをもらうことが出来ました。

10/27に発送した法人市民税と法人県民税の返信書類は11/2に届きました。

忙しい時期でなければ1週間ほどで手元に戻ってきますね。

税務署に提出する書類は多くて送料がかかりそうだし、近いので来年も足を運ぶか・・・まだ未挑戦ですがe-taxとかで提出できるならやってみようと思っています。

 

 

設立月によっては決算と前後するかも知れませんが、年末調整も頑張りましょう。

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